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2008年11月

2008年11月29日 (土)

Till there was you

ひさしぶりにカバー曲です。ブロードウェイ・ミュージカルMusic Man からの曲らしいです。ジョンなら絶対に取り上げない曲ですね。でもポール好みの曲なんでしょう、ソロになってからまでライブで演奏していますね。他にも自作でライブで演奏していない名曲はたくさんあるにもかかわらず、この曲を演奏しているとなると、相当のノスタルジーがあるんでしょうね。さて曲の内容はnote僕のまわりに愛が溢れているけど、僕は一度もその歌声を聞いたことがことがなかった。そう、ただの一度もね、なかったんだ。君が現れるまではね。すると音楽が聞こえ、素晴らしいバラの花が現れて、甘くかぐわしい草原で僕に教えてくれたんだ。夜明けと朝露のことをね・・・note君という素晴らしい人と恋におちてはじめて、今まで気づかなかったことに気づくようになった・・・すなわち感受性が豊かになったんだということを様々な事柄を例にあげて歌っています。丘の上の鐘の音を聞いたことがなかったけど、君が現れてから初めて聞いたとか、小鳥の羽ばたきを見たことがなかったけど、君と出会ってから初めて目にとまるようになった・・・と歌っています。恋するときめきが生命の息吹きを敏感に感じさせるということでしょうか?男にとっても女にとってもそれぞれ恋する異性の力って大きいですね。時として人生観を変えるほどの力、影響力を持つんですね。

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2008年11月28日 (金)

Little child

ジョンの演奏するブルースハープが印象的なノリのいい曲です。デビュー曲のLove Me Do をはじめ、初期の頃はハーモニカをよく使用していますが、この曲はイントロ、バッキングそしてソロパートとハーモニカを多用しています。60年代という時代のせいでしょうか、女の子とダンスをする・・・恋に落ちるという図式の歌詞が多いような気がします。note可愛い娘、素敵な君、僕と踊ってくれないか?ひとりぼっちで淋しいんだ。僕をためしてみて。・・・いい気持にさせてくれる相手が欲しいなら、僕となら上手くいくよ。君が僕のものになってくれたら・・・さぁ、おいでよ・・・notedance とchance お馴染みの最強タッグの韻(rhyme)がここでも見られます。Won't you dance with me~Baby,take a chance with me 曲自体もそうですが、歌詞もこれでリズム感がよくなりますね。

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2008年11月27日 (木)

Don't bother me

さてジョージ初のオリジナル曲です。処女作にしては意外といいな、というのが正直な感想でした。もちろんレノン・マッカートニーコンビの曲と比較するのは酷な話でしょうが、この曲をスタートにこれ以降ジョージの音楽的成長を見ると、やはり才能のある人だったんだな、という感じがします。note彼女が去ってから、誰にも話しかけられたくない。もう前とは違うけど誰のせいでもない、それは明らか。だからあっちへ行ってくれ、独りにしてくれ。わずらわせないでくれnoteジョージらしいですね。

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2008年11月26日 (水)

All my loving

初期の名曲のひとつAll my loving です。この覚えやすいメロディ、すでにポールはメロディメーカーとしての才能をジョンより早く開花させていたようですね。こんな完成度の高い曲が当時シングルカットされなかったわけですから、ビートルズの底力の凄さを感じますね。ジョンは1980年、PLAY BOY誌のインタビューの中で、自ら多くのビートルズの曲に一曲一曲コメントしていますが、この曲に関して「悔しいけど、ポールの曲だよ・・・すごくよく出来てる」とコメントしています。それに加えて英語の原文で"But I play a pretty mean guitar in back." とコメントしていて、「バックで思い入れたっぷりのギターを弾いているのは僕だよ」という意味ですが、当時meanにスラングで巧みな、とか見事なという意味があるのを知らなくて、このジョンのコメントで初めて知ったのを覚えています。特にplay a mean+楽器の名称、という形で使うようです。確かに三連符を連続したギターのリズムカッティングが印象的な曲です。note目を閉じて、キスしてあげよう。明日になれば会えなくて寂しくなる。忘れないで僕はいつも本気だよ・・・僕のありったけの愛を君に送るよ・・・note60歳を過ぎてもポールはライブでこの曲を歌っていますね。微笑ましい光景です。

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2008年11月25日 (火)

All I've got to do

noteそばにいて欲しいとき、電話さえすれば君はすぐに飛んできてくれる。そうさ、それだけでいいんだ。キスしたいときは、君の耳元で君が聞きたがっている言葉を囁けばいいんだ。そうすれば君とキスできる。僕も同じ。君が僕を欲しいときは、電話して。いつだってここにいるから。電話するだけでいいんだよ、電話するだけでさ・・・noteこのような内容の甘いラブソングです。初期の頃は似たような内容の歌詞が結構ありますね。他にジョンの書いた歌詞にもALL YOU GOTTA DO IS +動詞の原型という形の構文がよく出てきますね。もちろん日常会話でもよく使われますね。~しさえすればいい・・・という意味で使えますね。この時期にすでに曲作りのコツというか、ツボを心得たようなメロディ作りが確立されていますね。スーッと心に残るメロディ、歌詞、ビートルマジックですね。

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2008年11月24日 (月)

It won't be long

さて今回からセカンド・アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」の収録曲です。アルバムトップを飾るこの曲は、シングル曲としても十分にいけたのではないかと思うくらい、キャッチーでノリのいい曲です。このアルバムの発売前にリリースされたシングルShe loves you でYeah! Yeah! Yeah! がビートルズのトレードマークになりましたが、この曲もYeah! Yeah! Yeah!を連発して、ノリの良さが強調されています。歌詞の内容は去っていた彼女が帰ってくることになり、その喜びを爆発させている感じですが、もうすぐ、もうすぐ、もうすぐなんだ、彼女に会えるんだ、という気持ちがよく伝わってきます。

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2008年11月23日 (日)

Twist and shout

さて今回はデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」収録曲の最後を飾るTwist and shoutです。初期のビートルズを代表するロックナンバーです。カバー曲ですがまるでビートルズのオリジナルのように馴染んでいますね。アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」が1日でレコーディングされた話は有名ですが、この曲がレコーディングの最後の曲だったらしいです。ジョンの声もいい具合に枯れていて、いいシャウトを聴かせていますね。この曲は数多くのライブ映像も残っていますが、有名なのはやはりロイヤル・バラエティ・ショーでのジョンのこの曲の紹介時のコメントですね。「安い席に座っている方は、手拍子をお願いします。その他の方は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」こうコメントしたジョンの悪戯っ子のような表情が印象的でしたね。

Royal variety show での有名なコメントを聞いてください

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2008年11月22日 (土)

There's a place

note僕には心の拠り所がある。気分が落ち込んでいる時、ブルーな時に、それは僕の心。独りでいるとき、時間も忘れる。君のことを思い、君のすることを思い浮かべる。君の言葉が僕の頭の中をかけめぐる。「あなただけを愛してる・・・」なんて言葉がね・・・。僕の心の中に悲しみはない。知らなかったのかい? 悲しい明日なんてないんだ。知らなかったのかい?noteといった内容の歌詞ですが、ジョンらしさが少し垣間見えます。ジョンが心の内面を深く洞察し始めて、歌詞をアートにまで高めるのはまだまだ先のことですが、才能の片鱗というものは若くしてその一端をのぞかせるものですね。恋心を表現するのに別のアプローチを試みている歌詞がそうですね。曲調は相変わらずストレートで、若さが溢れています。

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2008年11月21日 (金)

A taste of honey

ハンブルグ時代から歌われているカバー曲です。ポールが作りそうなメローなメロディラインを持った曲です。a taste of honey は蜜の味という意味ですが、ジョンはライブでこの曲を演奏する際、a taste of honey とコーラスを入れるべきところを a waste of money(金の無駄) と歌っていたそうです。ジョンらしい茶目っ気というか、言葉遊びが好きなジョンらしいエピソードですね。

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2008年11月20日 (木)

Do you want to know a secret

ジョージがボーカルを取っているジョンのナンバーですが、当時ジョージのリバプール訛り丸出しの発音が話題になったエピソードがありますね。ジョンは後年この曲に関して「子供の頃に聴いたディズニー・ナンバーを基にして書いた曲。スリーコードだからジョージにいいんじゃないかと思ったんだ。だってあいつは世界最高のシンガーってわけじゃないからね」と語っています。ジョンはシャイなので、さすがに自分で歌うには恥ずかしすぎる歌詞だったのかもしれませんね。noteねえ、聞いて!秘密を知りたくないかい?誰にも言わないって約束してくれる?もっとそばに来て・・・耳元で囁くからさ。君が聞きたがっている言葉・・・僕は君に恋してるんだnote

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2008年11月19日 (水)

Baby It's you

再びカバー曲です。オリジナルはシュレルズのヒット曲らしいですが、よく知りません。中学生の頃からビートルズを聴き始めたわけですが、当時この曲は確か日本版の「ミート・ザ・ビートルズ」というアルバムに収録されていたと思いますが、ジョンの歌い方が好きで発音と共に一生懸命真似ていました。歌いやすい曲ですし、ジョンの声自体が哀愁があって魅力的ですよね。ロックンロールを絶叫するジョンも、バラードを歌うジョンもポールより上手いかな?まぁ後は好みの問題でしょうね。周りの評判が決して良くはない女の子(嘘つき呼ばわりされている)を好きになって、どうしようもない恋心を切々と歌っていますが、note何と言われようとかまわない。僕は一途に君を愛するよ・・・。どうすりゃいいんだい?この気持ち、本物さ。他の誰も欲しくはない。欲しいのは君・・・そう、君だけだよnoteライブでジョンが歌うと、この辺りで女の子たちは感極まって失神するんでしょうね(笑う)。Baby, It's you.

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2008年11月18日 (火)

P.S. I love you

ごく初期の曲の中でも割とキャッチーなメロディを持ってる佳曲です。手紙が若いカップルの間でまだ重要なコミュニケーション手段だった頃、今のメールも同じですが、文末に愛していると書くことで本当にその気持が伝わる気がするのが、追伸の効果かもしれませんね。僕らの世代は携帯電話が一般に普及した頃、すでに30歳を越えていて、手紙のやりとりをしたのは20代の前半くらいまででした。今思えば直筆の手紙というのはメールと違い温かみというか、ありがたみがありましたね。メールみたいに手軽でない分、そう思えるのかもしれませんが、Please Mr. Postman の歌詞みたいに、愛する人から手紙が届くのをやきもきして待つほど、手紙というのはその人の分身みたいな感じがします。携帯メールでも個性が出せたらいいな、と思うんですがなかなかテクニックもないので難しいですね。

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2008年11月17日 (月)

Love me do

さてビートルズの記念すべきデビュー曲です。日本の中学生レベルの歌詞、単調なリズム、誰でも書けそうなメロディライン、曲の持つレベルはそんなものですが、ジョンとポールのボーカルハーモニーがハーモニカの音色と共に何とも不思議な味を醸し出していて、歴史が変わる前夜の静かなる序章を思わせます。あのビートルズでさえ、いきなりデビューシングルがナンバー・ワンになったわけではない、という事実が彼らの向上心、野心、冒険心を加速させたのかもしれませんね。

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2008年11月16日 (日)

Please please me

ビートルズ初の№1ヒットとなったこの曲は、ポールのコメントによると最初この曲はロイ・オービソン(pretty womanのヒットで有名)風の非常にスローなアレンジで演奏されていたらしいですけど、プロデューサーのジョージ・マーチンの助言でアップテンポにしたところ生まれ変わったような魅力のある曲になったという逸話がありますね。ハーモニカのイントロやリンゴのドラミング、掛け合いコーラスと呼ばれたビートルズらしいハーモニーなど、初期の彼らの代表作にふさわしい印象深い名曲に仕上がっています。please を副詞と動詞で同時に使うというジョンのアイデアも彼のオリジナルではありませんが、彼らは若い頃貪欲に様々な音楽を聴き、感覚的に自分がいいと判断したものをどんどん取り入れて、それを圧倒的な個性へと昇華させていく能力に長けていたように思います。ビートルズの作品を年代順に聴いてみると、こういった彼らの成長の跡も同時に体現できて楽しいですね。

ポールのソロのライブ・バージョンも聴いてみてください!

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2008年11月15日 (土)

Ask me why

久々のオリジナル曲ですね。ジョンのごく初期の作品で、誰かのカバー曲だと言われたら、そうかもね、と思えるほどこれといって魅力のある曲ではありません。それこそ資料的価値のみで評価されるような曲です。歌詞の方もジョンが書いたとは思えないほど、甘く楽観的な内容です。まるでポールが書くような歌詞です。この頃はまだ本当に共作していたのかもしれません。歌詞にジョンのカラーは皆無です。

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2008年11月14日 (金)

Boys

またまたカバー曲ですが、今回はリンゴがリードボーカルを取っていますね。ビートルズ初期のライブでお馴染みの一曲です。♪男の子が女の子にキスすると、世界一周旅行をしているような気分になるって聞いたことがあるんだ♪という歌いだしで始まりますが、英語を英語で理解できる人たち、すなわち英語を母国語とする人たちが当時このような初期のラブソングを聴くと、ダイレクトにハートに響いたでしょうし、当時の日本人のビートルズファン(リアルタイムの)はおそらく歌詞の内容が分からずに随分と損をしてる気分になったのではないでしょうか?たとえ訳詞集があったとしても、直接的に響く心の声(言葉本来の力)には及ばないでしょう。ビートルズの初期のライブ映像を見るたび、そこで熱狂するティーンエイジャーの女の子たちがビートルズの若さと、彼らが叩き出す音楽と歌詞によるエネルギーのパワーに圧倒され、絶叫という形でそれに反応していたのだろうな、と思います。66年の頃ですけど、日本公演の後、ビートルズのメンバーが日本人の観客が大人しいので驚いたみたいなコメントをしていますが、国民性の違いだけでなく、そういった言葉の壁もあったのかもしれませんね。君を抱きしめたい、とか君にキスしたい、とかジョンやポールが目の前で歌えば、英語がそのまま分かるファンの女の子たちは本当に興奮して気絶したんでしょうね。凄い力です・・・うらやましい(笑う)。

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2008年11月13日 (木)

Chains

今回もまたAnnaに続いてカバー曲です。ジョージがリードボーカルを取っています。見えない愛の鎖に繋がれてまんざらでもない気持ちを歌った他愛もない歌ですが、オリジナルはクッキーズという女性グループのヒット曲らしいです。なぜビートルズがカバーしたのか分かりませんね。

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2008年11月12日 (水)

Anna(Go to him)

今日はビートルズのオリジナル曲ではなく、アーサー・アレキサンダーという人のヒット曲のカバーです。オリジナルを聴いたことがないので、正しいコメントではありませんが、ビートルズがカバーするとそれはもうビートルズの曲という感じがしてしまうところが、彼らのすごいところかもしれません。チャック・ベリーのRock'n Roll Music やリトル・リチャードのLong Tall Sally のオリジナルよりビートルズのカバーの方がパワフルでより洗練されている印象があります。おそらくAnna のオリジナルを聴いてもそういう感じがするかもしれません。サビの部分の歌詞が結構泣けるというか、Misery 同様、男はつらいよ的アプローチの内容です。♪俺がお前を愛しているように愛してくれる娘をずっと探していた・・・でもいつだってつき合った女は俺の心を傷つけて、悲しみだけを残して去っていくんだ。どうすりゃいいんだよ? いったいどうすりゃさ・・・♪こんな感じでしょうか・・・青春してますね(笑)。

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2008年11月11日 (火)

Misery

さて昨日に引き続き全曲解説第二弾 Misery です。彼女にすてられた男の惨めな気持ちを歌った曲ですが、暗い曲に仕上がっていないところがビートルズらしいですね。♪僕は泣くようなタイプの男では絶対になかったけど・・・世間が僕に冷たくあたる・・・みじめ・・・♪彼女が去っていくというのは淋しいものです。僕も経験があります。もう会えないんだという事実が重くのしかかる、あの気持ち・・・でもそんな思いを経験して強くなっていくのです、男は・・・転んでもただでは起きない強さ・・・失恋も悪いことばかりではありません。みじめとは思わず前向きにいきたいですね・・・僕はそうしていました。

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2008年11月10日 (月)

I saw her standing there

さて今回からビートルズの全曲解説などという無謀な企画を始めたいと思います。アルバム解説を行っている最中にmy beatles さんにリクエストされ、ついその気になってしまった企画です。おそらく完了までに軽く一年は掛ると思いますが、ライフワークのつもりで挑戦してみたいなと思います。イギリス盤でのアルバム発売順に従い、収録曲順で行ってみたいなと思います。さて第一回目はI saw her standing there です。one,two three,four というポールのカウントで始まるこの軽快なロックンロールは、今なおポールのライブでも演奏されているとおり、実にシンプルでキャッチーなメロディを持っているので親しみやすい曲です。あの娘を見初めてからは、他の誰とも踊らないよ、という他愛もない内容の歌詞ですが、逆に当時の若者にとってダンスパーティは今よりはるかに恋に堕ちる不思議な時間と空間だったのかもしれませんね。この曲が45年前の曲だということを忘れてはいけませんが、今だに新鮮なパワーを感じる曲です。

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