Yoko Ono

2009年8月29日 (土)

Silver Horse

またまた「シーズン・オブ・グラス」からのバラード曲です。ジョンの死を現実のものとして受け入れなければならない気持ちと、夢であって欲しいという気持が鬩ぎ合う心の葛藤、苦悩が感じられます。

note夢の中で見たこともない家に入るとき、出口のドアを探す癖があるの。だってあの家かどうか私には分からないから。分からないわ。知りようもないわ。

想像の世界で静かに流れるせせらぎに来たとき、怯えた鹿のように走って逃げる癖があるの。だってあの海にまた私を連れていってくれるかどうか分からないから。分からないわ。知りようもないわ。

普段の生活の中では夢中になるものを遠ざけようとしているわ。でもある日、私は銀の馬を見たの。もしかしたら彼が、私をどこか高い所へ連れていってくれるかもしれないって思ったの。もしかしたら彼が、私を深く澄んだ青い空まで連れていってくれるんじゃないかしら。

でも気がつくと、その馬には翼がなかったわ。(翼がなかったのよ。でもそんなに悪いものじゃなかったのよ)

私は世界中を旅して回ることを学んだわ。そして春には大地を駆け回る。それは彷徨える魂の物語。ある夢想家の物語note

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2009年8月26日 (水)

Mindweaver

アルバム「シーズン・オブ・グラス」の2曲目、電話のベルのSEから始まります。天国からジョンが電話をかけているところを思わず想像してしまいますね。曲調、歌詞ともにヨーコの心の痛みが感じられ、切なくなる曲ですね。

note彼は心模様を織る人だった。いつも電話で自身が傷ついた話をする人だった。

彼の声は優しいけれど、昔と同じようには行かないのでしょうね…。

彼は私の心を痛める人だった。いつも電話で私の過ちを非難する人だった。

彼の声は優しいけれど、昔と同じようには行かないのでしょうね…。

彼は私の心を落ち着かせなくする人だった。いつも電話で自身が囚われている夢の話をする人だった。

彼の声は優しいけれど、昔と同じようには行かないのでしょうね…note

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2009年8月21日 (金)

I'm Your Angel

ヨーコはビートルズ時代の作品に限っていえば、ジョンの作品よりもポールの作品の方が好きだったと告白していますが、ポールが書きそうなボードビル・スタイルの曲です。ヨーコはあまり上手く歌っていませんが、もっと歌唱力のある女性が歌うと、作品の持つ魅力をさらに引き出せたかもしれませんね。

noteそう、私はあなたの天使。魔法の力であなたにすべてを与えましょう。さぁ願いをかけて、あなたの夢を叶えてあげましょう。tra, la la la

そう、あなたは私の妖精、人生の中で私が望んだものはすべてあなたが与えてくれる。私は願いをかけたのかしら? それであなたを手にいれたの?tra, la la la

私たちはお姫様に変わったカボチャも信じているし、王子様に変わったカエルも信じているわ。それに真夜中の鐘が鳴る前に、家路を急ぐ私たちのために微笑みかけてくれた月も信じているわ。tra, la la la

そう、私はとても可愛い。あなたは目もくらむほど素敵。私たちは毎日幸せに暮らしているわ。さぁ願いをかけましょう。そして二人の夢を叶えましょう。

私はあなたのポケットの中、あなたは私のロケットの中。私たちって何をやってもラッキーね。さぁ願いをかけましょう。そして二人の夢を叶えましょう。

私たちは空に築いた家も信じているし、私たちを空高く誘う愛も信じているわ。それに私たちの肩越しに覗きこみ、二人の影をひとつにしてくれる太陽も信じているわ。tra, la la la

そう、私たちの心はひとつ。身体もね。それはいつでも素敵なこと。さぁ願いをかけましょう。あなたのために夢をまた叶えましょうね。

誕生日おめでとう、愛する人。私はあなたの天使。魔法の力であなたにすべてを与えましょう。さぁ願いをかけて、あなたの夢を叶えてあげましょうnote

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2009年8月19日 (水)

Turn Of The Wheel

my beatles さんからのリクエストで、アルバム「シーズン・オブ・グラス」からの第二弾"Turn Of The Wheel" です。昨日のジョンの"Watching The Wheels"のアンサーソングとまではいきませんが、一部呼応するかのように、「車輪の回転は決して止まることはないって、どうして誰も教えてくれなかったの?」というフレーズが意味深です。きっとジョンが死んで半年、ヨーコの中のすべては止まっていたのかもしれませんが、ジョンが死んでも地球は回るし、時は流れる。まるで何事もなかったかのように無慈悲に、非常なほど正確に時は流れ、すべては移ろいゆく。立ち直るきっかけを見つけてようやくヨーコはその事に気づいたのかもしれません。ジョンの死というのは彼女にとって、それ程の衝撃と喪失感を与えたのでしょうね。

note私たちの恋が平穏無事なはずないわね。私たちの恋はいつだって綱渡り。時々あなたがそこにいるのを見て嬉しくなるけど、ほとんどの場合、私は恐れているの、そうよ、心配でたまらないの。

あなたが恋しいけど、言いたくはないの。あなたが必要だけど、知りたくはないの。時々あなたがここにいるのを感じて嬉しくなるけど、ほとんどの場合、私は恐れているの、そうよ、心配でたまらないの。

どうして誰も学ぶべき心の痛みがもっとあることを教えてくれなかったの?

どうして誰も曲がるべき角がもっとあることを教えてくれなかったの?

私たちの夢を見たわ。私たちは道の真ん中をのんびりと手に手をとって、どこまでも歩いていたわ。時々恐くなるの、私たちがここにいることが心配になるの。でもほとんどの場合、わたしは夢を抱くの。夢を持って生きるの。

どうして誰も後にするべき街の灯りがもっとあることを教えてくれなかったの?

どうして誰も車輪の回転は決して止まることはないって教えてくれなかったの?

車輪の回転は決して止まることはないって…note

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2009年8月17日 (月)

Goodbye Sadness

my beatles さんからのリクエストでヨーコの1981年発売の彼女のソロアルバム「シーズン・オブ・グラス」の1曲目、邦題は"哀しみにさよなら"です。ジョンの死の翌年に発売されたアルバムで、ジャケットにジョンの愛用の眼鏡が使われていますが、ひび割れ血がついているのが衝撃的でしたね。このアルバムはジャケットを知っているだけで、聴いたことはありませんでしたが、my beatles さんの愛聴盤だったということで、今回リクエストと共にすごくいいアルバムであると勧められました。確かにいいバラードとかたくさんありますね。

note哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうあなたは必要ないわ。毎晩、涙で枕を濡らしたけど、今は光を見つけたわ。

哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうあなたは必要ないわ。哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうこれ以上我慢できないわ。

哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうあなたは必要ないわ。毎日恐れて生きてきたけど、もうこれからは自分の好きに生きるわ。

哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうあなたは必要ないわ。哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうこれ以上我慢できないわ。

幸せよ、こんにちは。あなたがどこにいようと、私の歌が聞こえていることを願うわ。もう二度と泣きたくないし、恐怖に息を飲むのもゴメンだわ。

哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうあなたは必要ないわ。哀しみよ、さよなら。さよなら、さよなら。もうこれ以上我慢できないわnote

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